「『次のいのちを守る』人材育成教育研究拠点事業キックオフシンポジウム」を開催しました
2024年7月30日に、吹田キャンパスの銀杏会館にて「『次のいのちを守る』人材育成教育研究拠点事業キックオフシンポジウム」を開催しました。
当日の動画を作成しましたので、是非ご覧ください!
ショートバージョン(4分) ロングバージョン(6分30秒)
「次のいのちを守る人材育成教育研究拠点事業」は、令和5年度より、文科省基幹運営費交付金(ミッション実現加速化経費)の支援を得て死因究明専門人材育成の推進を目的にスタートしたもので、参加者の皆様に、本事業を知っていただくとともに、死因究明の必要性と人材育成についての考えを共有させていただく場として、本シンポジウムを実施しました。
シンポジウムは、主催者の医学系研究科 熊ノ郷淳研究科長による開会の挨拶に始まり、大学を代表して田中敏宏統括理事・副学長の挨拶の後、文部科学省高等教育局 俵幸嗣医学教育課長、厚生労働省医政局 西嶋康浩医事課長(厚生労働省死因究明等推進本部参事官兼任)、こども家庭庁成育局 木庭愛母子保健課長からご挨拶いただきました。
続く基調講演では、国連システム合同監査団(JIU) 星野俊也監査官、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン 池上清子理事長、世界保健機関母子保健部門 ウィルソン・ミルトン・ウェレ医療専門官より、これまでの国内外における幅広い活動に基づき、次のいのちを守る知見についてご紹介いただいた後、次のいのちを守る人材育成教育研究センター 松本博志センター長による事業紹介を行いました。
その後、「死因究明から次のいのちを守るには」と題し、日本産科婦人科学会推薦の板倉敦夫順天堂大学医学部産婦人科学講座教授、日本循環器学会推薦の坂田泰史医学系研究科教授、日本小児科学会推薦の沼口敦名古屋大学附属病院救急・内科系集中治療部長、日本医療安全調査機構の田原克志専務理事、そして厚生労働省死因究明等推進本部の西嶋康浩参事官らが、それぞれの立場からの話題提供とパネルディスカッションを行い、堤康央薬学研究科教授からの指定発言も頂き、次のいのちを守るために必要な死因究明のあり方について活発な議論が行われました。
最後に、野々村祝夫医学部附属病院長が挨拶を行い、シンポジウムは閉会となりました。
また、閉会後の意見交換会では、多くの参加者が自由に交流し、新たなネットワークを構築しました。
当日配布のパンフレットはこちらからご覧ください。


